天花粉 あせも

子どもの頃、暑い夏になると「あせも」とか汗でのかぶれを防ぐために、風呂上がりにオカンにパフパフとはたいてもらった「天花粉(てんかふん)」。

暑さにバテつつある中、アイスコーヒーを飲みながらふと思い出しました。

調べると、天花粉の「天花」は元々「天瓜」という字だったらしいです。
読み方は同じ「てんか」です。

そして、この天瓜とは黄烏瓜(キカラスウリ)のことで、その根から取れるデンプンが天瓜粉だそうです。
真っ白な天瓜粉はまるで雪の粉のようで、雪のことを天から降ってくる花に見立てて天花と呼んだことから「天花粉」と書くようになったそうです。

「真夏に使う、雪の花」

なんだか涼やかな感じがしますね、天花粉って。

 

そんな天花粉って今でもあるんかな?

そう思ったら結構あるんやね